ナビロフト 共済事業
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KUDAN Project
真夜中の
弥次さん喜多さん
原作:しりあがり寿 脚本・演出:天野天街
出演:小熊ヒデジ・寺十吾
《日本演劇界の至宝》、《小劇場演劇の一つの到達点》とまで評されたKUDAN Project『真夜中の弥次さん喜多さん』。2002年の国内初演以来、国内・海外の各都市で幾度となく再演を繰り返し、さらに成熟し、さらに完成度を高めた驚愕の二人芝居が、いよいよナビロフトに登場です。数えきれないリピート観劇者を持ち、絶え間ない再演希望の声を聞く『真夜中の弥次さん喜多さん』、7年振りに本拠地・名古屋での上演です。二人芝居の概念を覆し、日本演劇史に大きな足跡を残す『真夜中の弥次さん喜多さん』を、どうぞお観逃しなく!
日程:2018年11月29日(木)〜12月2日(日)|会場:ナビロフト
KUDAN Project
『真夜中の弥次さん喜多さん』
日程 2018年
■11月29日(木)~12月2日(日)
11月29日(木)19:30
11月30日(金)19:30
12月1日(土)14:00/19:00★
12月2日(日)14:00
★受付開始は45分前、開場は30分前。
会場
ナビロフト
*愛知県名古屋市天白区井口二丁目902
*TEL/FAX:052-807-2540
*地下鉄鶴舞線「原駅」下車、徒歩8分。
*会場に駐車場はありません。近隣のコイン駐車場、または公共交通機関をご利用ください。
料金
◯一般前売:3,300円/当日:3,600円
◯25歳以下前売:2,500円/当日:2,800
◯高校生以下前売・当日:1,800円
※整理番号付日時指定/自由席
※25歳以下、高校生以下の方は年齢の確認できるものを受付にてご提示ください。
※未就学児入場不可。
チケット取扱 10月13日発売開始
□当日券については、こちらをご参照ください。公演当日、電話予約にて当日券を承ります。
お問い合わせ
TEL:090-9929-8459
KUDAN Project
《日本演劇界の至宝》、《小劇場演劇の一つの到達点》とまで評され、アジア演劇界を驚愕させた驚愕の二人芝居、ついにナビロフトに登場!
原作:しりあがり寿 脚本・演出:天野天街
出演:小熊ヒデジ・寺十吾
◆二人芝居『真夜中の弥次さん喜多さん』について◆
『真夜中の弥次さん喜多さん』(海外表記『YAJI and KITA』)は、しりあがり寿氏の同名漫画作品を原作とした二人芝居です。漫画家のしりあがり氏は、日本の代表的な古典文学「東海道中膝栗毛」を題材とし、“過去と未来”、“生と死”、“現実と幻想”を始めとする、あらゆる二項対立の間を漂う壮大な旅物語として描き、1994年から2002年まで(続編『弥次喜多in DEEP』含め)長期に渡る雑誌連載を続けました。2001年には同作品で手塚治虫文化賞優秀賞を受賞し、また、2005年には宮藤官九郎監督により映画化されています。
KUDAN Projectによる二人芝居『真夜中の弥次さん喜多さん』は、映画に先がける2002年に国内初演されました。上演時には、漫画と演劇という異なるジャンルの大きな才能の出会いとして話題を呼び、上演後は、全く新しい演劇体験として驚きと共に絶賛され、その年のベストプレイ候補に数多く推挙されました。
翌2003年には中国三都市(北京・ハルピン・重慶)連続公演を、2006年にはマニラ、クアラルンプール二都市公演を実施し、その斬新な演出方法と驚異的なスタッフワーク、高い技量の演技は各都市で喝采を浴び、アジア演劇界に大きな衝撃を与えました。その後、幾度も再演を重ね、さらに成熟し、完成度を高めた『真夜中の弥次さん喜多さん』は、《小劇場演劇の一つの到達点》、《日本演劇界の至宝》とまで評され、その評価を不動のものとしています。数えきれないリピート観劇者を持ち、絶え間ない再演希望の声を聞く『真夜中の弥次さん喜多さん』は、日本演劇史に大きな足跡を残す“驚愕の二人芝居”です。
◆ものがたり◆
弥次と喜多は、この世の《リアル》を求めて江戸を出発し、お伊勢参りへと旅立つ。とある宿にたどり着いた二人は、雨で足止めをくらう。幾日も降りしきる雨の中、そこは次第に行く当ての無い想念で満たされ、二人は《夢》と《現》(うつつ)の狭間を揺れ動く。もはや江戸を出発したのかどうかでさえ定かではなくなり、幻想的な時間と空間が交錯し、二人の悪夢がユーモラスで不条理に展開していく。
脳が溶けそうな悪夢をそのまま快感として提示する、とんでもない二人芝居
多くの人物が登場するしりあがり氏の原作漫画を、これ以上ないほどにシンプルなストーリーと、たった二人の登場人物により舞台化した天野天街は、しりあがり氏と天野に共通のモチーフである《生と死》、《現実と幻想》という根源的なテーマを内包させつつ、随所にユーモアやアクションを交え、得意の《時間のコラージュと因果律の逆転》や《言葉と音の意味の関係の無化・変換・再構築》を繰り返すことにより、観る者の現実感を崩壊させ、“脳が溶けそうな悪夢”をそのまま“快感”として提示して見せます。また、ビジュアル性に溢れる舞台と映像とのコラボレーションは、観客を“夢”の世界へと誘い、照明・音響・小道具等のスピーディ且つ予想外な展開は、観る者を最後まで飽きさせません。高い技量の演技と先鋭的で緻密な演出により構築された劇世界は、二人芝居の概念を払拭し、ラストシーンは新しい旅立ちの予感と共に、忘れがたい余韻を残して終わります。
キャスト|スタッフ
■キャスト
小熊ヒデジ(てんぷくプロ)
寺十吾(tsumazuki no ishi)
■スタッフ
原作|しりあがり寿
脚本・演出|天野天街(少年王者舘)
舞台美術|田岡一遠
大道具|小森祐美加、山中秀一、羽柴英明
照明|小木曽千倉、馬場祥
音響|岩野直人
映像|浜嶋将裕
小道具|丹羽純子(少年王者舘)
岩本苑子(少年王者舘)
衣装|田村英子
作曲|珠水(少年王者舘)
振り付|夕沈(少年王者舘)
舞台監督|井村昂(少年王者舘)
宣伝美術|しりあがり寿(イラスト)
アマノテンガイ(デザイン)
制作|山崎のりあき、望月勝美、小熊秀司
企画・製作|KUDAN Project
協力|少年王者舘、てんぷくプロ、tsumazuki no ishi、ウニタモミイチ、羽鳥直志、サカイユウゴ、白木ちひろ、ザズウ、津あけぼの座、名古屋演劇教室、Loft Plan、ホリデイズ、ほか大勢の皆様
諏訪哲史(すわ・てつし)プロフィール
作家。1969年名古屋市生まれ。國學院大学文学部哲学科卒業。独文学者の故種村季弘に師事。2007年小説『アサッテの人』(講談社)で群像新人文学賞・芥川賞を受賞。他の長編に『りすん』『ロンバルディア遠景』(いずれも講談社)、短編集に『領土』『岩塩の女王』(いずれも新潮社)がある。またエッセー集に『スワ氏文集(すわし・もんじゅう)』(講談社)、『うたかたの日々』(風媒社)、文学批評集に『偏愛蔵書室』『紋章と時間――諏訪哲史文学芸術論集』(いずれも国書刊行会)、編著に『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』(国書刊行会)などがある。
12月1日19時の回終演後、アフタートーク開催
ゲスト|諏訪哲史/作家
メディア情報
■ステージナタリー
4年ぶりに復活、KUDAN Project
『真夜中の弥次さん喜多さん』が3都市ツアー
朝日新聞2018.11.27(夕刊)記事
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『真夜中の弥次さん喜多さん』2013年ツアー感想まとめ
中日新聞2018.11.20(夕刊)記事
毎日新聞2018.11.24(夕刊)記事
名古屋公演当日券についてのご案内
※名古屋公演の当日券を、公演当日の午前10時以降、下記電話番号にてご予約承ります。直接会場へお越しいだただいてもお買い求めいただけますが、当日券完売の場合はキャンセル待ちとなります。お電話で当日券をご予約いただければ、チケットを確保させていただきます(ただし、当日料金となることをご了承ください)。
□当日券は、全ステージ発行予定です。
□当日券のご入場は、開演の5分前からになります。
□Twitterで当日券情報をご案内します。
当日券予約電話=090-5117-3531(尾國)
KUDAN Project『真夜中の弥次さん喜多さん』ツアー情報
【伊丹公演】
□日程:2018年
・12月7日(金)19:30
・12月8日(土)14:00/19:00★
・12月9日(日)14:00
★12月8日19時の回終演後、アフタートーク開催
ゲスト:しりあがり寿(漫画家・原作者)
□会場:AI・HALL 伊丹市立演劇ホール
□チケット(10月13日発売開始)
・一般:前売3000円/当日3500円
・25歳以下:前売2500円/当日3000円
【四日市公演】
Yonbun Drama Collcetion
□日程:2018年
・12月15日(土)14時★
・12月16日(日)14時
★12月15日14時の回終演後、アフタートーク開催
ゲスト:土田英生(MONO代表・劇作家・演出家)
□会場:四日市地域総合会館あさけプラザ
□チケット(10月13日発売開始)
・一般:前売3500円/当日3800円
・大学生以下:前売1500円/当日1800円