ナビロフト・感染症対策ガイドライン
(公演などでご利用の場合)
ナビロフトの客席を、35席にした場合。
〜ナビロフト公演ご利用における、感染症対策ガイドライン〜
◎いつもナビロフトをご利用いただき、ありがとうございます。コロナ禍の中、皆様、厳しい日々をお過ごしと思います。ナビロフトは、以下のように感染症対策ガイドラインを設定しました。お願い事が多くて申し訳ありません。状況によりご相談には応じますが、第三波が拡大している現在、劇場維持のため、また、演劇文化継続のため、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
◎人の集う場所である「劇場」としては、高い対策意識と、細心の注意を持って対応する事が必須となります。最近の愛知県下の陽性患者数増加を見ても予断を許すものではありません。「密」を前提とした「劇場」で活動する皆様には、今一度その立場をご認識いただき、手洗い・換気・消毒・うがい・ソーシャルディスタンスの確保・マスク着用等の基本を大切にしてご協力いただけますよう、お願い申し上げます。
◎感染症の状況は、日々、変わっています。ガイドラインは予告なく変更となる場合もありますことをご了承ください。
◎これから寒くなり、空気が乾燥し、飛沫の飛びやすい状況になります。寒さは承知していますが、感染防止の基本であるこまめな換気を心がけていただきますようお願いいたします。
◎第三波が到来しています。感染防止意識を高くお持ちいただけるようお願い申し上げます。
◎本ガイドラインにつきましては、劇団やカンパニーなど、全員の方(ナビロフトご利用の方全員)に周知していただけますようお願い致します。
■小屋入り前
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小屋入り二週間前より公演期間だと捉え、体調管理をしていただくと同時に、感染が引き続き拡大している国・地域への訪問をお控え願います。
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コロナウイルス感染拡大防止に関する情報収集と共に、団体内部での危機意識を高め、防止対策にご協力ください。
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稽古場、もしくは稽古前の自宅での検温を徹底し、小屋入り二週間前よりの検温結果記録をお願いします。万一、陽性者が出た場合は、公共機関への記録提出にご協力下さい。
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小屋入り前に、必ず制作ご担当者、または代表者(あるいはそれに準ずる方)と、劇場担当者(小熊ヒデジ)との感染症対策に関する打ち合わせの時間を設けて下さい。
■小屋入り後
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ご来館の際、手指の消毒・検温にご協力ください。また、基本的にマスク着用をお願い致します。
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外出から戻られた場合でも、消毒をお願いいたします。
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検温の結果、37.5度以上の発熱があった場合は、自宅待機をお願い致します。
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さらに、発熱のほかに、過去二週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした場合、同じく同様の症状のある方との接触歴がある場合、以下の症状に該当する場合も自宅待機を促してください。☞ 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、目の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐。
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団体メンバー全員のお名前・連絡先・検温結果を記録してください。特に提出の必要はありませんが、千秋楽後、四週間の保管をお願いいたします。万一感染者が確認された場合、行政機関からの要請があれば、このリストを保健所等への提供にご協力下さい。
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お食事は、個別包装のお食事に限りご利用ください。
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稽古待機時など、なるべく密にならないようご協力下さい。互いに適度な距離を保ち、接近した距離での会話はお控えいただきますようお願いいたします。
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仕込み・稽古・リハーサル中は、こまめな換気をお願いいたします。また、空気清浄機が劇場に2機(75畳用、33畳用)、二つの楽屋にそれぞれ1機ずつ(各20畳用)設置してありますので、ご利用ください。これから寒い時期を迎えますが、こまめな換気が感染防止の基本です。こまめな換気ご協力お願いします。
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持ち込みの小道具・機材などある場合は、消毒を済ませてご持参ください。
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仕込み・リハーサル・撤去などは、十分な時間を設定し、密な空間防止にご協力下さい。
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トイレは、蓋を閉めてから汚物を流すようご協力ください。また、手拭きタオルは撤去いたしますので、ハンカチなどご持参ください(ハンドソープを設置します)。
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ゴミは、各自お持ち帰りをお願いします。
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公演実施・運営に必要最低限の人数でのご利用をお願い致します。
■公演中(これから寒い時期になりますが、こまめな換気ご協力ください)
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アクティングエリアと客席最前列との距離は、2メートルを確保してください。
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俳優による飛沫の飛びやすい演技(大声を出すなど)をされる場合、更なる距離の確保、フェイスガードやマスクなどのご利用などをご検討下さい。
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客席は、市松型とし、最大35席程度を基準としてください(2020年10月に入場者数の規制緩和がおこなわれましたが、小劇場は密閉空間です。ご相談には応じますが、満席状態は避けていただきますようお願いいたします。
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公演前後は、劇場の換気をお願い致します(寒い時期ですが、よろしくお願いします)。
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90分を超える演目の場合、途中換気をご検討ください。
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終演後には、客席・ロビーなど、お客様や関係者が接触した場所の消毒をお願い致します。
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楽屋は二箇所あります。キャスト数が多い場合は、別途仮設楽屋の設置をご相談ください。
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俳優によるお客様のお見送り、面会はお控え下さい。
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退館後、お知り合いの方などとの飲食店などでの会食はお控えください。劇場へのウイルス持ち込みの可能性は、極力排除にご協力願います。それも公演中の楽しみであることは十分に理解していますが、このような状況ですので、是非ご協力いただければと思います。
■受付・ロビー
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会場入り口の行列は、最低1メートルの間隔を促してください。カラーコーンの用意がありますので、ご利用ください。
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受付スタッフの方は、マスク等を着用ください。また、飛沫防止対策としてビニールシートの使用をお願いします(劇場に準備があります)。
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チケットは、出来る限り事前決算をご利用いただき、当日の現金受け渡しはなるべくお控えください。やむをえず現金を取り扱う場合は、劇場備品のトレーをご利用ください。
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物販は出来る限り中止してください。実施をされる場合も、出来る限りキャッシュレス決算をお願い致します。同じく、飛沫対策のビニールシートをご利用ください。
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ご来場のお客様には、全員、検温・手指の消毒をお願い致します。検温は記録し、同時に、万一の場合の連絡先電話番号・ご住所の記録をお願い致します。記録は四週間の保管をお願い致します。
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チラシやパンフレットの配布は最小限に止め、直接の手渡しではなく、事前に客席設置でお願い致します。
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お客様からの差し入れは、基本的にご遠慮ください。
■来場者(お客様)に対して
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マスク着用を周知してください。
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ご来場時の検温・手指の消毒を徹底してください。
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受付で検温の結果、37.5度以上の場合は、ご入場をお断りしてください。
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ご来場者全員の連絡先(電話番号・住所)の控えを作成してください。
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ソーシャルディスタンスの確保を促してください。
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会場内で、接近した距離での会話などは控えていただくよう促してください。
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ペットボトルなどのお飲み物の持ち込みは問題ありません。こまめな水分補給を推奨します。
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差し入れ・プレゼント・面会はご遠慮いただくよう周知してください。
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こまめな換気を行うため、劇場が十分に暖まらない可能性もあります。その旨、ご来場者宛への周知をお願い致します。
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上記については、ナビロフトHPにも掲載し、周知に努めます。
■劇場の準備
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除菌スプレー、手指の消毒液などの消耗品は劇場で準備しますが、入手困難な場合もあります。可能な範囲で結構ですので、ご持参ご協力いただければ幸いです。
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非接触型体温計×2機、普通の体温計×1機、準備しています。
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受付での飛沫防止対策用ビニールシートの準備があります(常時設置済み)。
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空気清浄機を準備しています。劇場用2機(73畳用、33畳用)、楽屋用2機(楽屋二箇所に、それぞれ20畳用)。
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加湿器を3機準備しています(劇場用、楽屋二箇所用)。
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受付行列用に、カラーコーンを7台準備しています。
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可能な限り、劇場スタッフが公演に立ち会います。
■総合
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態を慎重にチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討してください。劇場にいる公演関係者全員は毎日検温をおこない、記録を付けてください。風邪などの症状や37.5°度前後の発熱、咳、倦怠感や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常などがある場合は、団体の責任者に申告してください。申告があった場合、団体の責任者はすみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議してください。万一、ご利用期間中に公演中止が決定した場合、ご利用料金は日割りにて払い戻しをさせて頂きます。
●来場者(お客様)を確実に把握し、必要時には連絡でききるように準備して下さい。万一の感染発覚の際に、ご来場されたお客様に確実に連絡が取れるように、来場者名簿を整備して下さい。基本的にご予約受付時にお名前・お電話番号・メールアドレス・住所を控えて下さい(ご予約フォーム等でお客様にご記入頂くようにすれば、新たな作業はほぼ発生しません)。予約2枚で同行者ありなどの場合には、当日受付で同行者の方の連絡先も必ず記録するようにしてください。また、来場者名簿は個人情報となりますので、団体側で管理して下さい。
●客席間引きによる収入減は、団体にとって大きな痛手となることは承知しています。劇場サイドとしては、利用料減免などの対応を検討したいのですが、劇場利用料減免イコール劇場維持への困難であることもご理解ください。出来る限り、文化庁・愛知県・名古屋市などの公的助成金の活用を検討ください。
●小屋入り前に、コロナ禍が原因で公演中止が決定した場合、キャンセル料は頂きません。ただ、劇場は利用料金により維持ができています。利用団体がなくなれば、劇場維持は不可能となり、閉鎖せざるを得ません。可能な限り、中止ではなく、延期をご検討ください。
●感染症については、日々、状況が変わります。本ガイドラインは状況に応じて修正・変更となる場合がありますので、ご了承ください。
●本ガイドラインは、公文協(公益社団法人全国公立文化施設協会)による「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を参考にしています。
https://www.zenkoubun.jp/covid_19/files/0918covid_19.pdf
●ご不明点などは、担当(小熊ヒデジ)までご連絡ください。
小熊ヒデジ(電話:090-9929-8459、メール:naviloft1994@gmail.com)
ナビロフト/2020年12月27日更新
感染症対策(例)
受付の飛沫防止対策シート
お客様に対する、手指の消毒・検温対応例
開演前・終演後の客席消毒
空気清浄機|劇場用(左側・二基)・楽屋用(右側・二基)