ロフトDEクリスマス 2018
いつだって今だもん
〜 きのうとあしたのラブストーリー 〜
作:谷川俊太郎 演出:小熊ヒデジ
日程:2018 年 12 月 21 日(金)〜12 月 24 日(月・祝)
会場:ナビロフト
【出演】
樋口大輔(タツノオトシドコロ)
不動湧心(劇団「放電家族」)
わらしべ長者
利藤早紀(くじら座なごや)
森山珠妃(劇団「放電家族」)
尾國裕子(無所属・新人)
■開演時間
◯12月21日(金)19:30
◯12月22日(土)14:00★
◯12月23日(日)11:00★/15:00
◯12月24日(月・祝)14:00
★アフターイベント
■料金(クリスマス特別価格)
○一般|前売:1,500円、当日:1,800円
○U-22|前売:1,000円、当日:1,300円
○中学・高校生|前売・当日共:800円
○小学生以下|前売・当日共:500円
クリスマス・プレゼント交換会
[アフターイベント開催]
12月22日(土)14時、23日(日)11時、それぞれの回の終演後、ささやかなクリスマス・プレゼント交換会を開催します。ご予算は500円以内。ちょっとだけ心が温まるような、楽しくなるような、嬉しくなるような、そんなあなたの想いをプレゼントに託し、交換会に参加してみませんか。お子様も大人もどなたでも!たくさんの皆様にご参加いただけると嬉しいです。また、ご参加されない方も、交換会を見守っていただくだけでも幸せです。俳優やスタッフも参加予定です!
□開催日時:22日(土)14時と、23日(日)11時の回の終演後。
□参加方法:参加ご希望の方は、プレゼントをご持参の上ご来場ください。
□プレゼント:ご予算500円以内の購入品や、お家にある未使用の(またはそれに近い)プレゼントにふさわしい物(食飲料品や使い古して捨てようと思っていた物等はご遠慮ください)。
『いつだって今だもん』
〜きのうとあしたのラブストーリー〜
作:谷川俊太郎
演出:小熊ヒデジ
三年目を迎える〈ロフトDEクリスマス〉は、詩人・谷川俊太郎さんの戯曲『いつだって今だもん』の上演です。登場人物が6人のシンプルな作品ながらも、詩人の谷川さんらしく、優しく、繊細で、力強い言葉で紡がれた物語は、世界の様々をキラキラと輝かせ、過去と未来、あちらとこちらを巡る、とても素敵な冒険に誘ってくれます。上演時間は1時間とちょっと。演劇ファンの皆様は勿論、親子で、カップルで、お友達同士で、心あたたまるクリスマスのひと時をお過ごしください。
―万有引力とは引き合う孤独の力である―
本作の作者、谷川俊太郎さんの詩『20億光年の孤独』の一節です。宇宙の果てでも、遠い未来でも、どうしようもなく引っ張られていく。孤独には、それ程の力があるのかもしれません。このお話は、ひとりぼっちの、《きのう》と《あした》が恋をします。ふたつを分けるのは、《今》です。《きのうの今》と《あしたの今》。《時間》というひとしずくの水の行先は、さらに広い水の中か、それとも―。
【ものがたり】核戦争後、世界にたった二人で暮らすマリとお母さん。そして、毎日毎日退屈そうにあくびを繰り返す王子様が住む、もう一つの世界。二つの世界は二千年離れているという。あるとき、マリが口ずさむ歌声が、時空を超えて王子の耳に届く。不思議な感覚を覚える王子は、次第にその歌声に強く惹かれていく。王様の命令により、王子のあくびを止めるためにあの手この手を繰り出す道化を従え、王子は歌声の主を探す旅に出る。行く手を阻む凶暴な怪物たちと戦いながら旅を続ける王子。図書館に残された膨大な漫画を繰り返し読み返し、物語に浸りながら優しいお母さんと二人で暮らすマリ。果たしてマリと王子は無事に出会うことができるのか。そして、マリのお母さんの驚くべき秘密とは一体…。
■照明:巽悟狼
■照明操作:市川愛子
■舞台美術:diamonds Club
■音響:岩田千鶴(gateau au fromage)
山形龍平(タツノオトシドコロ)
■音楽:平野達也(架空旅団)
かわかみふゆめ(架空旅団)
■衣装協力: いしだかよこ、劇団うりんこ
■記録:就也(千喜屋)
■宣伝美術:おんぐまひんでじ
■演出助手:阿りゃりゃ虚りゃりゃ
■制作:LoFtPlan、名古屋演劇教室
■協力:森らんぽ。、久保田安臣、オオノショウヘイ(劇団マネキン)、横田亜夜子(電光石火一発座)、 樋口琴巴(電光石火一発座)、他大勢の皆様
■お問い合わせ
□Loft Plan(ロフトプラン)
TEL:090-9929-8459
staff
谷川俊太郎
たにかわしゅんたろう。1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。 1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、 1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、 1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、 1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、 2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。 詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。 近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や、 郵便で詩を送る『ポエメール』など、 詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。
■会場:ナビロフト
○ 名古屋市天白区井口二丁目902 ☎︎ 052-807-2540
○ 名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」一番出口よりより徒歩8分
*会場にお客様用駐車場はございません。コインパーキング、公共交通機関などをご利用ください。
*会場の至近距離にコインパーキングはございません(原駅近くにあります)。お車の場合、お時間に余裕を持ってお越しください。
主催=ナビロフト、Loft Plan
後援=名古屋市教育委員会
公益財団法人名古屋市文化振興事業団
〈地域に根ざし、全国とつながる劇場〉を目指すナビロフトがお贈りする《ロフトDEクリスマス》は、プログラムを厳選し、演劇ファンはもちろん、親子、カップル、お友達同士でも楽しんでいただける、クリスマス・スペシャルプレゼントです。3年目を迎える今年は、詩人・谷川俊太郎さんの『いつだって今だもん』の上演です。谷川さんが脚本を書かれていることはあまり知られていないと思いますが、詩人の谷川さんらしく、優しく繊細で、それでいて力強い〈言葉〉で紡がれた『いつだって今だもん』は、深く、心に染み入る物語です。今年のクリスマスは、お誘い合わせの上、是非ナビロフトへ足をお運びください。