NAVI LOFT plus
ナビロフトplus
2020年7月、劇場「再開」に向けて
今般のコロナ禍は演劇界に多大な影響を与え、３月からの公演中止・延期に始まり、４月以降は、ほぼ、劇場での公演が行われないという、かつてない未曾有の状況にあります。ナビロフトも同様で、3月下旬に感染予防対策を講じての公演が行われたのを最後に、4月〜7月の公演が全て中止・延期となりました。緊急事態宣言が解除され、世間は足早に規制緩和が行われていますが、劇場の多くは未だ静かなままです。
ナビロフトは7月、劇場「再開」に向け、歩を進めようと思います。劇場は、演劇文化のプラットフォームであり、地域の文化拠点です。慎重に、それでもしっかりとした足取りで小さな歩を進められたらと考えています。第二波も懸念され、先の見通しが立たない現在ですが、劇場が動き出すことにより、これからの演劇文化の可能性を模索するきっかけになればと思います。皆様のご支援賜りますよう、お願いいたします。
詳細情報は、決まり次第随時更新しています。
時々覗いてみていただけると嬉しいです。
2020年7月5日
プログラム
詳細情報順次更新します。
〜劇場「再開」に向けて〜 [#1]
オープニング企画『JAPAN#31プロジェクト』
福井孝子（照明家）、成瀬徹（照明家）
2020年7月6日（月）20:00〜21:00
【ミニLIVE開催】出演：かおふあ
「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要だ」という理念のもと、ドイツで6月22日より始まった『Night of Light』というライトアップイベントは、世界へと広がり、日本では7月6日（月）20時〜21時、全国一斉にライトアップが行われます。ナビロフトはこれに賛同し、劇場の内外を、照明によりアンバー（舞台照明色#31）色に染め上げます。また、染め上げられた劇場で、かおふあ、Samanthaによるミニライブを開催。無観客で行いますが、リアルタイムにツイキャスでの動画を配信します。是非ご視聴ください。
【ツイキャス配信タイムテーブル】（予定）
19:55〜20:10｜ライトアップの瞬間とご挨拶
20:15〜20:25｜ナビロフト劇場ツアー
20:30〜20:45｜かおふあ ミニLIVE
20:55〜21:05｜消灯とご挨拶
＊随時、ナビロフトTwitterでご案内します。
かおふあ
ナビロフトは、約四ヶ月振りにお客様をお迎えします。
〜劇場「再開」に向けて〜 [＃2]
公開図画工作『すずめ、うれしめ』
図画工作：ヨコヤマ茂未、踊り：安藤鮎子、演奏：ひでみん、相槌：尾國裕子
2020年7月19日（日）15:00開演
会場：ナビロフト
料金500円（＋投げ銭）/ 定員20名
チケット取り扱い：ナビロフトHP・7月11日（土）20:00 販売開始
「縁起」をテーマに、画家ヨコヤマ茂未の構想のもと、劇場で作る公開図画工作と音楽と踊りの時間。それぞれのパフォーマンスと、混じり合い、反発しあい、たまに一緒につくります。リアルタイムの制作過程を見に、まわり道などして通りがかってください。
＊上演時間30分程度を予定。その後、劇場プロデューサー・小熊ヒデジによるアフタートークあり（全体で1時間程度を予定）。ナビロフトは、約四ヶ月振りにお客様をお迎えします。
＊ご来場の際、手指の消毒、検温、マスク着用など、感染防止対策にご協力ください。
＊当日券は発行しませんのでご注意ください。《チケットについて》
＊感染症予防対策は、下記からご参照ください。
〜劇場「再開」に向けて〜 [＃3]
トークライブ
『コロナ「渦」からの出航』
司会：小島祐未子（編集者・ライター）
アドバイザー：鹿目由紀（劇団あおきりみかん）
協力：日本劇作家協会東海支部
2020年7月23日（木・祝）14:00 / 定員20名
観覧無料（よろしければ投げ銭をお願い致します）
※観覧券予約受付／7月18日（土）10時
「コロナ禍」の影響を⼤きく受けた演劇界。この状況下をどう過ごし、どう受け⽌めたかを踏まえ、演劇をどう「再開」していくのか。「劇場」と「実演家」、⼆つの⽴場から具体的・実践的に考えていく座談会。リモート会議が盛んに開催される昨今、あえて「劇場」と⾔う場に集い、⾝体性を伴うトークを実施する。⼀部・⼆部の間に、換気休憩あり。（後日、動画配信を予定）
【第一部・場所を貸す人】１時間程度を予定
◯籾山勝人（長久手市文化の家 事務局長）
◯野々村篤寛（天白文化小劇場 館長）
◯大矢英和（名古屋市演劇練習館アクテノン 館長）
◯森田太朗（K.D ハポン 代表）
◯小熊ヒデジ（ナビロフト 劇場プロデューサー）
【第二部・場所を借りる人】１時間程度を予定
◯斜田章大（廃墟文藝部）
◯かこまさつぐ（試験官ベビー）
◯ニノキノコスター（オレンヂスタ）
◯橋本あきら（在り処）
◯はせひろいち（劇団ジャブジャブサーキット）
＊全体で2時間15分〜2時間半程度を予定しています。
＊ご来場の際、手指の消毒、検温、マスク着用など、感染防止対策にご協力ください。
＊感染症予防対策は、下記をご参照ください。
＊劇場は「劇場」と言うプラットフォームは「アーティスト」と「観客」の出会い・交流の場です。同時生配信も行いますが、よろしければ劇場にてお立ち合い下さい。お客様の声も聞かせて頂ければと思っています。
照明：市川愛子 ｜ 撮影：いしぐれじゅんこ｜配信動画編集：就也（千喜屋）
主催：ナビロフト、Loft Plan ｜ 制作協力：名古屋演劇教室
お問い合わせ：090-9929-8459、naviloft1994@gmail.com
〜劇場「再開」に向けて〜 [#4]
星の女子さん＋ナビロフト
仮面劇『ハハチチ』
【作・演出】
渡山博崇（星の女子さん）
【出演】
平手さやか（星の女子さん）、すぎうらまこ（星の女子さん）、小熊ヒデジ（てんぷくプロ）
2020年7月25日（土）18:00開演
会場：ナビロフト
料金1,000円（＋投げ銭）/ 定員20名
チケット取り扱い：ナビロフトHP・7月12日（日）22:00 販売開始
《終演後、アフタートーク 開催｜ゲスト：鹿目由紀（劇団あおきりみかん）》
【あらすじ】生活のゴミが堆積し、散乱したアパートの一室で柱にくくりつけられた女がいる。それを取り囲む人影は、女の目覚めとともに苛烈な要求をはじめる。貧困と暴力の連鎖が女を縛り付け、追い詰める。はたして女の体感する不条理に解放の日は来るのか？
初演は2016年、つねプロ特別企画の女性限定演劇公演企画として上演。その企画時のテーマは「おっぱい」。そこから連想される胸＝胸の大きな女性、母乳＝母乳を得られなかった子ども、、、。当初仮面劇として創作された訳ではありませんが、登場人物の着けている仮面が、何かを隠す為のペルソナでもあり、守るための（感染予防用の）マスクでもあるように捉えられ、また、古い建物に暮らす教育を受けられていない二人の少女は、この渦中において蔓延り浮き彫りになった虐待にも繋がるように感じ、今この時に上演するのに相応しい作品だと考えました。
ハハ。チチ。ハハのチチ。ハハチチ。
＊上演時間30分程度を予定。その後、アフタートークを開催（全体で1時間程度を予定）。
＊ご来場の際、手指の消毒、検温、マスク着用など、感染防止対策にご協力ください。
＊当日券は発行しませんのでご注意ください。《チケットについて》
＊感染症予防対策は、下記をご参照ください。
照明：市川愛子 ｜ 音響：就也（千喜屋）｜撮影：いしぐれじゅんこ
主催：ナビロフト、Loft Plan ｜ 制作協力：名古屋演劇教室
お問い合わせ：090-9929-8459、naviloft1994@gmail.com
■チケットについて■
１）感染症対策として、チケットは事前決算とさせていただきます。販売はBASEにて行っています。
２）購入確認メールを当日まで保存の上、ご来場の際、受付にてお名前をお申し付けください。
３）実券は発行しません。領収書が必要な方は受付にてお申し付けください。
４）当日券は発行しませんのでご注意ください。
「ナビロフトplus」の客席配置予定
「ナビロフト救済基金」は、コロナ禍の影響により、存続の危機に面している名古屋市天白区の小劇場「ナビロフト」を直接支援していただける基金です。画像クリックで詳細ご参照いただければ幸いです。
【実施期間：2020年6月7日（日）17時〜8月10日（月/祝）23時】