top of page

劇団東京乾電池 名古屋公演

『​十一人の少年』

作:北村想 演出:柄本明

柄本明率いる《劇団東京乾電池》が、北村想氏の名作『十一人の少年』(第28回岸田戯曲賞受賞作品)でナビロフトに登場!全6ステージの公演です。チケット発売は9月24日(土)。皆様、お観逃しなく!

会場

ナビロフト

名古屋市天白区井口二丁目902

地下鉄鶴舞線原駅下車 徒歩8分

TEL/FAX:052-807-2540

劇団東京乾電池、『十一人の少年』でナビロフトに登場!

【座長の言葉】名古屋の芝居好きの皆様へ。

 東京乾電池座長・柄本明です。えー、久しぶりに名古屋で、20年以上かなあ、芝居やります。北村想さんのケッ作「十一人の少年」面白いです。観に来てください。因みに僕は演出です。(柄本明)

日程

11月16日(水)19:30★

11月17日(木)19:30

11月18日(金)19:30

11月19日(土)14:00/19:00

​11月20日(日)14:00

★アフタートーク開催

11月16日(水)19:30の回終演後に、作者・北村想氏と、演出・柄本明氏によるアフター・トークを開催します。この回のチケットは早めの完売も予想されます。チケットのご予約はお早めがオススメです。

料金

【一般】前売:2,800円/当日:3,300円

【学生】前売:1,500円/当日:1,800円

*学生チケットをご予約の方は、ご来場時に学生であることを証明するモノ(学生証など)をご呈示下さい。

チケット取扱*9月24日(土)より

【Web予約フォーム】

PC

​☞ 携帯

​※11月16日(水)19:30の回は、前売予定数を終了しました。当日券につきましては、わかり次第、Twitterなどでご案内差し上げます。

【電話予約】

☞ 劇団東京乾電池 TEL:090-9378-1423

☞ 名古屋演劇教室 TEL:090-9929-8459​

​お問い合わせ

■劇団東京乾電池

TEL:090-9378-1423

■名古屋演劇教室

TEL:090-9929-8459

​Mail:workshop360nagoya@gmail.com

​Mail:コンタクトフォーム

『十一人の少年』東京公演@ザ・スズナリより

ずいぶんと懐かしい作品です。とはいえ、現在の作風などと比較して、この40年、少しもブレてはこなかったという自負を感じます。東京で観て、感動して思わず涙ぐみました。(北村想)

 北村想・作『十一人の少年』は、2016年1月に、劇団40周年記念プレ公演として、ザ・スズナリ(東京/下北沢)にて上演し、大変に好評を得ました。今回はナビロフト​初お目見えです。東京乾電池版冒険活劇『十一人の少年』、是非、お楽しみください!
『十一人の少年』あらすじと見どころ
【あらすじ】
 この物語には、盲目の少女スモモと、市役所に勤めながら職場演劇をしている青木君、小林さん、別保さん、片岡さんらが登場します。小林さんはスーパーマンになって飛ぼうとし、別保さんも奥さんと奇妙なごっこ遊びをしています。想像力が旺盛なのです。

 主な舞台はガード下で、毎日夕方になるとスモモがやって来て、何かを待っています。青木君もそこに来て、スモモと出会います。青木君は、今度上演することになる、『十一人の少年』という戯曲のせりふを覚えようとしているのです。十一人の子ども達が、七つの海を渡る冒険の物語です。けれどもその戯曲は、尻切れトンボで終わっています。作家のヘタムラゾウが、結末を書かずに逃亡したからです。青木さんはスモモにせがまれて、どんどん新しい物語を作っていきます。

 ところが、演劇部のメンバーが別保さんの家に集まった夜、「思う保険」という奇妙な保険の勧誘員が来て、彼らを誘います。すると、青木君を除いて入会した彼らは、演劇への興味を急速に失っていくのです。

 

【見どころ】

 この作品は、ミヒャエル・エンデの『モモ』を基にしています。『モモ』は、人々の時間を奪い、心のゆとりを失わせる時間泥棒団に対し、孤児の少女モモが闘う冒険物語ですが、『十一人の少年』の「思う保険」が奪うのは、想像力と創造力です。

 演劇に不可欠なその二つへの強い思いを、北村想は寓話として描きました。そしてその中に、青木君が夢想してスモモに語る『十一人の少年』の物語や、長谷川伸の『沓掛時次郎』のような別保夫婦の物語を入れ子構造として挿入し、演劇の楽しさを伝える作りになっています。

 柄本明演出による東京乾電池の舞台は、その北村の構想を的確に、楽しく立体化しました。公演を見た北村は「まるで自分の脳の中を覗いているようだった」と語っています。

作:北村想

1984年に、『十一人の少年』で第28回岸田國士戯曲賞受賞。その他にも、1990年に『雪をわたって…第二稿・月の明るさ』で、第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。1996年より、兵庫県伊丹市のアイホール(伊丹市立演劇ホール)にて、戯曲講座「伊丹想流私塾(いたみ・そりゅうしじゅく)」の〈塾長〉として、後進の指導、育成に努める。2008年、小説『怪人二十面相・伝』が『K-20 怪人二十面相・伝』として映画化される。2014年、『グッドバイ』で第17回鶴屋南北戯曲賞受賞。

演出:柄本明

1976年に劇団東京乾電池を結成。座長を務める。1998年『カンゾー先生』にて第22回日本アカデミー最優秀男優賞を受賞。以降、映画賞をさまざま受賞。映画のみならず、舞台やテレビドラマにも多数出演し、2011年には紫綬褒章を受章した。

出演

麻生絵里子   池田智美   岡部尚   沖中千英乃   川崎勇人

柴田鷹雄   杉山恵一   竹内芳織   田中洋之助   中村真綾

西本竜樹   藤森賢治   前田亮輔   松沢真祐美   吉橋航也

劇団東京乾電池 プロフィル

1976年:柄本明、ベンガル、綾田俊樹によって結成される。

1986年~1990年:岩松了作品「町内劇シリーズ」「お父さんシリーズ」を上演。

1991年~1995年:チェーホフの4大劇を柄本明の演出により上演。

1996年:創立20周年、川島雄三監督作品『しとやかな獣』を上演。

2001年:創立25周年では、シェイクスピアの『夏の夜の夢』を劇団員総出演で上演。

2006年:創立30周年は乾電池祭りと題して、『夏の夜の夢』、『長屋紳士録』、『授

                業』、『小さな家と五人の紳士』、『眠レ、巴里』の5作品を、約二週間にわ

                たって連日上演した。

2011年:創立35周年第一弾公演として、北村想の『寿歌』を上演する。

2016年:創立40周年プレ公演として、北村想の『十一人の少年』を上演。本公演で

                 は、北村想書き下ろしの『ただの自転車屋』を上演する。

 Links        

■主催:劇団東京乾電池

​■共催:ナビロフト/Loft Plan

■制作協力:名古屋演劇教室

ナビロフト|地域とつながるプログラム

- メディア・劇評 -
■エンタメ特化型情報メディア|SPICE
《東京乾電池、20年ぶりの名古屋公演を北村想作品で!》
■家鴨通信/DUCK SCOOP
《東京乾電池20年振りの名古屋公演を柄本明が語る》

■朝日新聞 2016年10月20日夕刊掲載

■中日新聞 2016年11月5日朝刊掲載

■中日新聞 2016年12月21日夕刊掲載

アンカー 1
bottom of page