関西の精鋭たち 伊丹から尾張名古屋へ 初見参!
ナビロフト×伊丹想流私塾 交流企画 Visitors 2018年2月24日(土)25日(日)
昨年9月、〈光の領地〉をトップバッターとしてスタートし、10月の〈虚空旅団〉〈振り袖講談〉〈コンブリ団〉、そして12月の〈極東退屈道場〉と、テイストの違う上質な公演を連続的にお贈りして来た伊丹想流私塾とナビロフトの交流企画《Visitors》が、2018年2月、いよいよラストバッター〈空の驛舎〉公演を迎えます。関西の実力派が新たな地平を目指す、中村ケンシによる新作は『かえりみちの木』。伊丹公演に先立つ名古屋公演は2ステージのみ。皆様、どうぞお観逃しなく。(※同時期に開催するavecビーズ『さよならの霧が流れる港町』公演、及び、名古屋市芸術創造センター演劇アカデミー修了公演『科学する探偵』、いずれかのチケット半券持参で割引実施します。詳しくはこちらをご参照ください。)
空の驛舎
『かえりみちの木 』
作・演出:中村ケンシ
日程 2018年
2月24日(土)19:30 ★
2月25日(日)15:00
★24日19時半の回終演後、小堀純氏(編集者)を迎えてアフタートークを開催します。
会場
ナビロフト
*愛知県名古屋市天白区井口二丁目902
*TEL/FAX:052-807-2540
*地下鉄鶴舞線「原駅」下車、徒歩8分。
*会場に駐車場はありません。近隣のコイン駐車場、または公共交通機関をご利用ください。
料金
チケット取り扱い
◎一般=前売3,000円/当日3,300円
◎ユース(22歳以下)=2,000円
◎高校生以下=1,000円
※日時指定・全自由席
※ユース、高校生以下の方は、当日受付にて身分証明書をご提示ください。
※10歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください。
※受付開始時刻より整理券を発行し、開場後、順次ご案内させていただきます。
TEL:090-4766-8751(ナカムラ)
※留守番電話の際はお名前とご用件を録音して下さい。折り返し此方から連絡させていただきます。日時指定予約の変更もこちらで承ります。
Mail:naken4saru@docomo.ne.jp
※件名を「チケット予約」とし、お名前、ご来場日時、枚数、チケットの種類、ご連絡先をご明記下さい。こちらからの返信をもって受付完了とさせて頂きます。
空の驛舎(そらのえき)
2003年、劇作家・中村ケンシを中心に結成。2004年『すばらしいさよなら』で旗揚げ以降、28作品を上演。今回、初めて大阪・兵庫以外での公演となる。登場人物の内面に寄り添い、会話を積み重ねて、劇世界を構築。「ヒトとヒトとの関わり」と「矛盾を孕む人間の、それでも生きていこうと不条理な世界に佇む姿」を描き続けている。
中村ケンシ(なかむら・けんし)
伊丹想流私塾第3期生。第6期から第11期まで同塾の講師を務める。2003年『てのひらのさかな』で第10回OMS戯曲賞佳作、劇団名と同名作品『空の驛舎』で第3回かながわ戯曲賞最優秀賞を受賞。2006年『いちばん露骨な花』で第22回名古屋文化振興賞戯曲の部佳作、2013年『追伸』で第20回OMS戯曲賞大賞を受賞。
□出演□
石塚博章 三田村啓示 津久間泉
中村京子 河本久和 イトウエリ
金子順子(コズミックシアター) 北村守(スクエア) コタカトモ子
お問い合わせ
尾崎商店 尾崎雅久
TEL 090-3944-9902
Mail: ozy51masy@gmail.com
山間の村。
都会から車で小一時間ほど走ればその村に着く。
田畑が広がり、草はら、小川、ため池、古民家などが調和して美しい景観を作っている。春は若葉が芽吹き、菜の花が咲き広がり、夏は深緑に包まれ、蝉たちの透き通った合唱が遠くに聞こえる。秋は山が赤や黄色に染まり、冬はそれほど雪は多くない地方であるが、それでも夜に雪が降ると次の日の朝の村はモノクロームに姿を変える。
以前は過疎が進んだこともあったが、現在は、昨今の里山ブームで休日には人が絶えない。村の外れの道の駅では採れたての野菜を求め、日曜日の朝から車が行列を作っている。自然に囲まれた癒しの空間を売りにしたカフェ、天然酵母のパン屋なども人気である。
さて、村のほぼ中央に大樹は立っている。
その枝は空を覆うように両手を広げ、その太い幹の表面は苔むしており、大樹の悠久の時をにじませている。
ある日の夕方。遠くで雷が鳴る。灰色の雲から雨が黒い線となって落ちてくる。女がひとり、木を見つめている。やがて、傘をさした中年の男が現れる。
ある年の冬の終わりから春の初めにかけてのお話。
空の驛舎
『かえりみちの木』
作・演出:中村ケンシ
スタッフ
舞台監督:佐野泰弘(CQ)
舞台美術:岡一代
照明:葛西健一
音響:大西博樹
宣伝美術:橋本純司(橋本デザイン室)
舞台写真:高橋とんこ(㈱studio STR)
制作:尾崎雅久(尾崎商店)、空の驛舎
カンパニーメンバー:山本彩
主催:空の驛舎
共催:ナビロフト、LoftPlan
提携:伊丹市立演劇ホール
制作協力:名古屋演劇教室
助成:芸術文化振興基金
特報
同時期に公演する、avecビーズevolution13『さよならの霧が流れる港町』及び、名古屋市芸術創造センター演劇アカデミー修了公演『科学する探偵』、いずれかの半券持参で、一般チケットの割引を実施いたします。詳細はこちらをご参照ください。
avecビーズ evolution13
『さよならの霧が流れる港町』
○日程○
2月22日(木)〜 2月25日(日)
名古屋芸術創造センター
演劇アカデミー修了公演
『科学する探偵』
○日程○
2月24日(土)・ 2月25日(日)
空の驛舎 過去の舞台写真
はじめまして。空の驛舎です。最近は、現代におけるアジール(避難所)の可能性を追求した作品を作り続けています。世知辛い世の中、生きていくのは大変です。事故にあう、病気になる、天災が起こるなど、不条理に直面することもあります。生きていくためには立ち止まっても、逃げ出してもいいのではないでしょうか?今回の作品も「生の道標(みちしるべ)」の模索です。会話劇です。会話だけで世界を屹立させることに定評があります。名古屋の皆様、ぜひ、ご来場ください。ナビロフトにてお待ちしております。
中村ケンシ
特報
同時期に公演する、avecビーズevolution13『さよならの霧が流れる港町』及び、名古屋市芸術創造センター演劇アカデミー終了公演『科学する探偵』、いずれかのチケット半券持参で、一般チケットの割引を実施いたします。是非この機会に、三公演併せてお楽しみくださいませ(割引は空の駅舎公演のみです。avecビーズ公演、演劇アカデミー公演の割引はありませんのでご注意ください)。
一般前売:3,000円を2,500円に、一般当日:3,300円を2,500円に割引します。
(ユース、高校生以下チケットの割引はありません)
avecビーズ
evolution13
『さよならの霧が流れる港町』
作:北村想、演出:加藤智宏
■開演時間
2月22日(木)19:30
2月23日(金)14:00/19:30
2月24日(土)14:00/18:00
2月25日(日)14:00
■会場
損保ジャパン日本興亜人形劇場ひまわりホール
■料金
前売:2,800円
当日:3,000円
中高生前売:1,500円
avecビーズevolution13『さよならの霧が流れる港町』は、中村ケンシの師匠にあたる、伊丹想流私塾塾長(現名誉塾長)・北村想氏による書き下ろし新作です。avecビーズ公演をご覧になり、チケット半券を空の驛舎『かえりみちの木』公演にご持参いただければ、上記の通り、一般チケット料金の割引をいたします。是非この機会に、両公演併せてお楽しみくださいませ(割引は空の駅舎公演のみです。avecビーズ公演の割引はありませんのでご注意ください)。
名古屋市芸術創造センター
演劇アカデミー修了公演
『科学する探偵』
作・演出:はせひろいち
■開演時間
2月24日(土)19:00
2月25日(日)15:00
■会場
名古屋市芸術創造センター
■料金
一般:2,000円
学生(高校生以下):1,500円
友の会・障がい者等:1,800円
名古屋市芸術創造センター演劇アカデミー修了公演『科学する探偵』には、Visitorsのプロデューサーであり俳優の小熊ヒデジが出演します。名古屋演劇シーンを牽引する佃典彦(劇団B級遊撃隊)、天野天街(少年王者舘)、火田詮子、小熊ヒデジ(てんぷくプロ)の四名が共演し、作・演出を劇団ジャブジャブサーキットのはせひろいち氏が手がけるミステリ・エンタテインメント『科学する探偵』公演をご覧になり、チケット半券を空の驛舎『かえりみちの木』公演にご持参いただければ、上記の通り、一般チケット料金の割引をいたします。是非この機会に、両公演併せてお楽しみくださいませ(割引は空の駅舎公演のみです。『科学する探偵』公演の割引はありませんのでご注意ください)。
空の驛舎『かえりみちの木』ツアー情報
【伊丹公演】AI・HALL提携公演
□日程:2018年
3月16日(金)19:30
3月17日(土)14:00/18:00
3月18日(日)11:00/15:00
□会場:伊丹 AI・HALL
関連企画
『空の驛舎 ワークショップ』
ナビロフトと伊丹想流私塾の交流企画『Visitors』関連事業として、空の驛舎代表・中村ケンシ氏によるワークショップを開催。伊丹想流私塾で長年師範を務め、数々の戯曲賞も受賞している中村氏による〈演技〉と〈戯曲〉のWSです。
*ワークショップは終了しました。たくさんの皆様のご参加、ありがとうございました。
■日程:12月3日(日)14時〜20時
■会場:ナビロフト
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メディア情報
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■中日新聞2018年1月19日夕刊
適応障害の経験を作品に
朝日新聞 2018年2月16日夕刊
千年の大樹が包み込む|再生の物語
■中村ケンシ(作・演出)コメント
■家鴨通信|DUCK SCOOP
関西発・名古屋初が続々やってきた「ビジターズ」、
ラストは空の驛舎
エンタメ特化型メディアSPICE
名古屋で開催中の『Visitors』参加団体4組目、空の驛舎の中村ケンシに聞く