2010年、名古屋を代表する小劇場・七ツ寺共同スタジオのプロデュース公演として上演された『りすん』。デビュー作『アサッテの人』で芥川賞を受賞した作家・諏訪哲史の同名長編小説を、奇才・天野天街(少年王者舘主宰)が舞台化し、伝説とまで謳われた名作を、2023年、出演者を一新して復活上演。全国3都市で上演された2023年版『りすん』は各方面から絶賛され、「新たなる伝説の誕生」とまで評されました。そして2025年夏、数多くの再演希望の声を受け、同作品が『りすん 2025 edition』として更なる強度と濃度を持ち、全国5都市を巡ります。

演
出
【小熊ヒデジ|おぐまひでじ】
俳優・演出家・プロデューサー。1985 年、劇団《てんぷくプロ》旗揚げに参加。以後、名古屋を拠点とした演劇活動を⾏う。1995 年、天野天街と共に演劇ユニット《キコリの会》を⽴ち上げ、俳優・プロデューサーを務める。1998 年、同ユニットを《KUDAN Project》に改名し、海外公演を開始。2008年には、地域演劇⽂化活性化を⽬的とした《名古屋演劇教室》を発⾜。2016 年より名古屋の⼩劇場《ナビロフト》の劇場プロデューサー。2021 年、劇場閉鎖後は、演劇事業の企画・製作・運営を⾏なっている。他団体やプロデュース公演への出演や演出、関東・関⻄など他都市での活動も多数。愛知淑徳大学非常勤講師。
- CAST -
- 公演情報 -
上演時間は1時間50分程度を予定しています。
横浜公演 KAAT神奈川芸術劇場 提携公演
◎日程:2025年8月7日(木)〜10日(日)
◎会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
■開演
◯8月7日(木)19:00開演
◯8月8日(金)14:00開演/19:00開演★
◯8月9日(土)14:00開演◎/18:30開演★
◯8月10日(日)14:00開演
★8日(金)19:00の回終演後、9日(土)18:30の回終演後に、
アフタートークを開催します。
*登壇者(両日):諏訪哲史(原作)、小熊ヒデジ(演出)
*司会進行(両日):うにたもみいち
*8日ゲスト:流山児祥(流山児★事務所)
*9日ゲスト:長塚圭史(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督/阿佐ヶ谷スパイダース)
◎9日(土)14:00の回、託児サービスあります。
*公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
■料金(整理番号付き/全席自由席)
◯一般:前売5,000円/当日5,500円
◯U-22:前売4,000円/当日4,500円
※チケット発売:6月7日
※KAme先行発売:6月4日
■主催:ナビロフト
■提携:KAAT神奈川芸術劇場

名古屋・岡山・多治見・伊丹公演チラシ(横浜公演用チラシはコチラです)
★staff
◯舞台監督:山中秀一
◯舞台美術:田岡一遠(マタタキ・マケット)
◯美術製作・小道具:小森祐美加(マタタキ・マケット)
◯照明:福井孝子
◯音響:高橋克司
◯映像:浜嶋将裕
◯音楽:珠水(少年王者舘)
◯振付:夕沈(少年王者舘)
◯衣裳:雪港(少年王者舘)
◯チラシ:アマノテンガイ
◯写真:羽鳥直志
◯制作:小熊ヒデジ
◯演出助手:平林ももこ(劇団あおきりみかん)
◯制作助手:越賀はなこ、尾國裕子
◯プロデューサー:松浦茂之(三重県文化会館 副館長兼事業課長)
◯企画製作:ナビロフト
■協力・スペシャルサンクス=七ツ寺共同スタジオ、二村利之、寂光根隅的父、名古屋演劇教室
※当ページ情報は、随時更新します。
『りすん』再々演に向けて
2024年7月7日、平成版・令和版「りすん」で脚色・演出を務めた天野天街が逝去いたしました。2025年のリ・クリエイションツアーの演出も天野天街の予定で進んでおりましたが叶わぬこととなってしまいました。令和版「りすん」のリ・クリエイションが天野本人の強い希望であったこと、とりわけ関東と関西で再演したいという強い希望があったことを鑑み、制作スタッフ・出演者一同で話し合い、全員一致でリ・クリエイションツアーを実施することになりました。なお演出については、2023年の稽古から本番まで全て立ち会った小熊ヒデジが令和版「りすん」の演出を活かしながら新たに臨みます。
2023年、2010年の初演から13年の時を経て復活した幻の舞台「りすん」。令和版「りすん」は新キャスト・新演出で津、名古屋、高知で上演され、初演に匹敵する傑作として再び令和に蘇りました。令和版「りすん」は上演後に演劇情報誌「えんぶ」で緊急企画に取り上げられ、上演各地でも大絶賛の反響を受けました。制作陣一同にはお客様をはじめ、業界関係者、マスメディアの皆様から令和版「りすん」再演への強い要望が届けられ、新たな枠組みと新たな地域で2025年に地域公共劇場連携事業を組むに至りました。新たな共同制作では座長館を三重県文化会館から原作/諏訪哲史、脚色/天野天街、演出/小熊ヒデジ+天野天街、の本拠地である名古屋市千種文化小劇場「ちくさ座」に移し、全国各地の公共劇場が連携し、新しい地へと旅立つリ・クリエイションツアーです。
プロデューサー:松浦茂之
(三重県文化会館副館長兼事業課長)
coming soon…!
演出:小熊ヒデジ
(ナビロフト代表)
【関連企画|ワークショップ】
ー順次更新中ー
言葉あそびや繰り返しを多用し、唯一無二の劇世界を作り上げた劇作家・演出家の故・天野天街。そんな天野ワールドの創作過程を体験していただきます。前半は「初心者の為の演劇ワークショップ」を展開する俳優・小熊ヒデジのレクチャーも。未経験者の方もお気軽にご参加ください。
★講師:小熊ヒデジ、アシスタント:宮璃アリ(少年王者舘)
★対象:高校生以上/演劇初心者・未経験者歓迎
★画像クリックで、詳細情報ページへリンクします。
◎伊丹ワークショップ
■日程:5月9日(金)18時半~21時半
■料金:2,000円
■定員:20名程度(先着順)
■会場:アイホール イベントホール
◎岡山ワークショップ
■日程:5月10日(土)13時~16時
■料金:1,000円
■定員:20名程度(先着順)
■会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場
◎名古屋ワークショップ
■日程:5月27日(火)18:30-21:30
■料金:1,000円
■定員:20名程度(応募者多数の場合は抽選)
■会場:演劇練習館アクテノン 5階リハーサル室
■応募締切:5月15日(木)24:00
【メディア情報】
*画像はクリックで大きくなります*
順次更新中
毎日新聞
2025年3月15日朝刊
以下は、2023年版のメディア情報アーカイブです
【諏訪哲史×天野天街/対談掲載】三重県総合文化センター情報誌《MニュースVol.145》に『りすん』原作:諏訪哲史×脚色・演出:天野天街の対談が掲載。デジタルブックでの閲覧可。

中日新聞2023年9月8日(夕刊)⬆️

中日新聞2023年7月25日朝刊
ステージナタリー 特集インタビュー
ステージナタリー 開幕ニュース
Twitterの感想などをまとめたTogetter


↑中日新聞2024/05/10夕刊の紹介記事
新しく設立された《虹の会演劇大賞》を受賞しました。ご支援、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
【虹の会演劇大賞】
◯HP:こちら
◯Twitter:こちら

中日新聞 2023年11月22日夕刊


ナゴヤ文化情報(2024年春号/名古屋市文化振興事業団発行)
